第二章 もう一人の化け猫・弐

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第二章 もう一人の化け猫・弐

  少し人気のない、森の中。 私はシンヤと別れた後、一人ここを訪れた。 『・・・・シスイ』 目の前には、御座なりに置かれた墓石が一つ。 少しの華を添えて、手を合わせる・・ ・・・・ここに来たのは何年ぶりだろうか?  
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