終焉

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核の灰は降り注ぎ、太陽の光を遮っていた 果てしなく続く絶望 死んだ方が幸せだったのかもしれない あの日、波に飲み込まれれば… いや、あの核で一瞬に消えてしまえば、こんなにも苦しまなかったのかもしれない 親を、そして友の死を看取る切なさ いつ消えるか判らない自分の生 もう、どうでも良かった 愛する者がいなくなってしまうのに、自分だけ生きていても辛いだけ あるのは 虚無 のみ
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