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私と星弥は17才の高校3年生。
「ほんとに学校行くのかよ?」
制服に着替えた私に嫌そうな顔をして聞いてくる。
「さっきから言ってるじゃない。」
鏡を見ながらコンタクトをいれていた。
「あれ?聖羅、目ぇ悪かったっけ?」
コンタクトをいれている私を見て星弥が聞く。
「ううん、カラコン。」
「カラコンかよ。つか、目ぇ怖っ……」
私の横に来てわざわざ覗いて笑ってくる星弥。
なら、見なきゃいいのに!
「どう?」
コンタクトをいれて星弥の方を見る。
「わ、なんか似合う。」
素直な感想が飛んできた。
「ありがとう。」
星弥が可笑しくてつい笑ってしまう。
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