最終話

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「優弥!遅いよ!」 麻里がしびれを切らして待っていた 「ごめん。話しこんじゃって・・・」 「水澤君に告白された?」 「えっ?」 「やっぱりね~。で、断ったんでしょ」 「うん。だって私・・・」 麻里は何気なく前を見た時目を見開いた 「優弥!!」 優弥は麻里に呼ばれて顔を上げた。そこにいたのは・・・ 「麻里、ごめん行くね。」 「またね。」 優弥は走った・・・ 私の好きな人は・・・ 「おい、転ぶぞ!」 校門の前で一人の男が優弥に向かって声をかける そう・・・この人・・・ 宮田 巽 「優弥、卒業おめでとう」 「ありがとう」 今日で中学はおしまいだが優弥にとっては恋の始まりであった
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