きっかけはお弁当、始めました。

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寮に戻ったあと、食材を買ったり、服を買ったり 色々してたらもう夕方 寮に帰る途中で行き倒れてた小動物を捕獲して、部屋に戻る アラウ「ルシー、小動物に回復魔法かけといてよ」 ルシ「ピヨッ!」 小動物が回復するまでに夕食を作り、風呂に湯をはる ジェ「うっ……いいにおい…」 アラウ「ほら、ちゃんと座って」 グダッとテーブルにへばってるのを抱き起こし、料理を置く ジェ「ふぁぁぁ!いただきます!!」 アラウ「いただきます」 よっぽどお腹空いてたんだね… ガツガツ食べる姿はまるで種を袋につめるハムスターだよ ジェ「ぐ、ん…プハッ!ごちそうさまでした!!凄く美味しかったです!!」 満面の笑顔で言われたら作ったかいがあるってもんだよ アラウ「じゃあ君はお風呂に入りなよ、眠いんでしょ?」 ジェ「えっ!?いいんですか?」 良くなかったら言わないよ アラウ「僕は後片付けがあるのさ、ゆっくりつかって…湯船で寝ないでね」 ジェ「ありがとうございます!!いってきます」 うーん… 動きがやっぱり小動物だよ ルシ(アディって…実は世話焼きなのかぁ?) アラウ「さて、ごちそうさまでした、ルシー片付け手伝って」 ルシ「ピヨッ」 パタパタと羽ばたいて宙に浮いたルシーは、皿を魔法で運んでいく 堕天使のくせに素直だよね
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