#01 花と光の出会い

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先生『なにしてるんだ―チャイム鳴ってるぞ』 たっ…助かったあ…。 ホッと胸を撫で下ろして自分の席に座った。 隣の人、誰だろう?そう思いながらラケットバックをおろして、席に座るとさりげなく横を見てみる。 サラサラのショートヘアに 青い瞳の美少年が肘をついて座っていた。 かっ…、かっこい… 花「あっ…あのっ」 花の声にはびくとも反応せず、ただ目だけがこっちをみた。 花「えっと、高橋 花です…。えっと、えっと…その瞳…透き通ってて綺麗だ、ね…?」 その美少年は少し驚いた反応を見せると一言こう言った。 「なにが言いたいの?」 花「えっ…。なにがって…すごいその瞳素敵だなあ…って思って…。きっと心の中も素敵なんだろぅなぁ」 俯きながら頬を赤くする。 『俺のこと一目惚れした?』 その言葉に驚いた花は 花「いや、それはない!」 とキッパリ言って、ラケットバックから教科書を出していると 「俺は鐘江 光。よろしく。」 と、花の頭を軽く叩いた。
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