第三話 破壊者に接触するふたり

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【フェアリーパーク】  ここはフェアリーパーク。レインボージュエルの輝きによって作られた遊園地である。  かつて、17人のプリキュアが、ブラックホールが作り出した闇の化身のボトムの侵略から守った場所でもある。  フェアリーパークには、様々な世界の妖精達のキャラクターが遊園地のアトラクションとなっており、その規模は某ネズミの遊園地や某映画の遊園地と肩を並べるぐらいの広さとなっている。  いつも可愛らしい妖精達が来場者を出迎えてくれるので、毎日賑わっていた。  フェアリーパークには様々なアトラクションがあるがフェアリーパークの外れの場所にポツリと家が一軒、建っていた。  その家には、ひとりの青年と女性、そしてひとりの妖精がいた。  青年と女性はご飯を食べながら話をしていた。 みれい 「あら、この朝ごはん、歩夢が作ったの?」 歩夢 「ああ、そうだけど」 みれい 「おいしいわ♪」 歩夢 「そうか。みれいが褒めるなんて珍しいな」 みれい 「あら、そうかしら? それにしても今日も平和ね」 歩夢 「そうだな」  歩夢がみそ汁をそそると、ドラゴが歩夢に話し掛けてきた。 ドラゴ 「歩夢! おはよう! おっ、このご飯歩夢が作ったの?」 歩夢 「ああ」 ドラゴ 「へー。ならいただきまーす。うん! おいしー♪」  ドラゴがおいしそうに食べていると、歩夢は微笑みながら見つめていた。  歩夢は朝ごはんを食べ終えると食器を片付けて、みれいとドラゴに一言告げた。 歩夢 「ちょっと、出かけて来る」 みれい 「そう。いってらっしゃい」  みれいが告げると、歩夢は外へ出かけていった。
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