永久の思い

3/9
93人が本棚に入れています
本棚に追加
/948ページ
“儂はおそらく… 誰も愛せぬのだと思う…       儂はずっと孤独なのだ…       目的の為なら何でもして来た。     裏切り、裏切られ…     これが戦国の常なのだ…           信頼出来る人間は居る     儂の為に命を賭けてくれて居るのだから 儂はその思いに答えねばならぬ…”           空に満月が登り始めた     黄金に光り輝く 大きな 美しい満月が   山の向こうから登り   どこかの寺の塔に並び、風情のある情景を醸し出していた…         「秀政が待って居る…」       信長が呟く…
/948ページ

最初のコメントを投稿しよう!