雀のラブソング

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春を告げる桜 街中至るところで咲いている 見慣れた光景だ ボクはどこにどんな桜が咲いているのか把握できるぐらいこの街の事を知ってる ただの雀 そんなボクは歌う事が好き ボクの鳴き声は朝を告げるんだ 「チュン、チュン、チチチ…」 でもこの声でボクは満足できなかったんだ ウグイスさんの方が声きれいで…鳩さんの方が歌が上手い… うらやましかった こんな高い声 ボクは大嫌いだったんだ この声のせいでボクはたくさん泣いた 高い声はきれいな声じゃない 耳障りなだけ…って 「もう…ボクは歌えない…」 他の鳥から言われて、すごくショックでボクは死んでも忘れないと思う
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