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「仕方ないよ。思えばすごい事件だったもの」
「あの建物から、遺体がゴロゴロ出て来たしな」
城野内は嫌だ嫌だと肩をすくめた。
「でも、海斗君の活躍で八神を倒すことができたし、恐ろしい災厄から免れることができて本当に良かった」
熱っぽくそう告げた朋美に、海斗は苦笑した。
「僕の活躍って……今回もまたトモさんの活躍が大きいですし、ジョー先生やタケルさん達のお陰ですよ。
僕はただ、波動砲のスイッチを押した係にすぎないです」
「でも、前線でそれをやったんだ。やっぱり大活躍だよ」
そう言い切った城野内に、海斗は照れたように頬を赤らめた。
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