6.エピローグ

3/8
18434人が本棚に入れています
本棚に追加
/546ページ
「仕方ないよ。思えばすごい事件だったもの」 「あの建物から、遺体がゴロゴロ出て来たしな」 城野内は嫌だ嫌だと肩をすくめた。 「でも、海斗君の活躍で八神を倒すことができたし、恐ろしい災厄から免れることができて本当に良かった」 熱っぽくそう告げた朋美に、海斗は苦笑した。 「僕の活躍って……今回もまたトモさんの活躍が大きいですし、ジョー先生やタケルさん達のお陰ですよ。 僕はただ、波動砲のスイッチを押した係にすぎないです」 「でも、前線でそれをやったんだ。やっぱり大活躍だよ」 そう言い切った城野内に、海斗は照れたように頬を赤らめた。
/546ページ

最初のコメントを投稿しよう!