同心 鷹山京次郎

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同心 鷹山京次郎

「水や~水や」水売りの声に誘われ 一人の同心が水売りに駆け寄る 「一杯くれ」 「へい! いつも見回りご苦労様です。」 そういって、同心に水と賄賂の銭を渡す 同心は水だけを受け取った。 「悪いが、その銭は受け取れぬな」 そういい残し同心は去っていった いまどき珍しい同心だと水売りは思った。
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