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効き目は抜群。
まぁかわいそうだから俺は最後のトドメを刺して副会長を追い払いにかかった。
「ゆっき~さ、この前俺とどっちがモテるかって揉めたじゃん?そん時に俺のが絶対デカいし副会長より経験あるから絶対俺!って言ったらちょっと泣きそうな顔になってたよね?」
そう、あれは俺が入院するちょっと前の事だ。
この学校は金持ち学校で一般生徒の寮部屋と生徒会役員や特待生などの専用部屋が用意されているのだが、生徒会役員は生徒会長以外、基本一般生徒と同じ二人制とされるのだ。
理由はよくわからないが多分、部屋数が足らないかもしもの事があった時に片方が助けを呼びにいけるようにといった配慮かも?
まぁ、そういうわけでくじ引きで決まった組み合わせで俺と副会長、書記と補佐になってしまった。
ここで一つ問題発生。
副会長は曲がった事が嫌いらしく自分の正義が他人にも通ずるものだと信じて疑わないような人種。
一方俺は他人の正義を否定しながらも容認ししかし誰にも干渉されない、影響される事を嫌うそんな人種。
つまり、俺と副会長様は衝突しまくりなわけでお互い相当嫌っている。
そんな状態で長く共にいたらそりゃなんでも火種になるわけで…
どちらが好意を持たれているか、そんな事決まってるじゃないですかと明らかに俺が劣るように嘲笑されれば俺も若いし買っちゃうわけで。
散々言い争いになり、売り言葉に買い言葉で副会長は俺よりテクも自信もある!と断言したのでその夜。
俺は副会長が寝てしまった後、副会長に夜這いをかけた。
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