第一章~恋心~

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『四六時中も好きと言って~』 アイツからメールだ。 早く見なくちゃ。 「明日は朝練ないから、7時に行くね。(^-^)v」 (了解です。) いつもの事だ。俺達は近所という事で小学校の時からずっと一緒に通学していた。 その名残があるだけなのだ。 アイツの名前は《長内美樹》、一度も初対面で正しく読まれた事のない彼女の名字は《おさない》である。 俺は、清楚な感じと背の低さ、何から何まで美樹ちゃんが好きだ。 最近気付いてしまったんだ。
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