1451人が本棚に入れています
本棚に追加
/145ページ
髪を乾かしてもらい
あとはもう寝るだけ
郁弥「…ベッドいく?」
永愛「うん
あ、戸締まりとか確認してくるから
郁弥先にベッド行ってて?」
郁弥はコクンと頷き
寝室に向かって行った
僕も戸締まりを確認してから
郁弥が待ってる寝室に向かった
郁弥「…ん、おいで」
郁弥は布団をペラッと
めくって僕を呼んだ
永愛「…ん」
郁弥の横に寝転ぶと
ぎゅうと郁弥が抱き締めてきた
郁弥「…永愛、いい匂い」
郁弥は僕の髪をクンクンと
匂いを嗅いでいる
永愛「え?
お風呂入ったばっかりだからだよ」
郁弥「同じシャンプーなのに
違う匂いみたい」
永愛「え?そう、かな?」
郁弥「うん、永愛…すき」
永愛「へ!?あ、僕も好き、だよ」
郁弥「ん、永愛」
永愛「なに?」
うぅ、あー照れる//
不意打ちに好きとか言うの
卑怯だよ、ばか
郁弥「……可愛いね」
永愛「な、なに急に!?」
郁弥「…心臓バクバクだよ?」
永愛「…うぅ、だって」
郁弥「顔も赤いよ?」
永愛「え?え?
み、見ないで//」
郁弥「クス、嘘だよ
暗いんだから見えるわけないよ」
あ、ほんとだ
僕が見えないんだから
郁弥が見えるわけない
永愛「うー、もうっ
郁弥のばかっ」
郁弥「フフ、ごめんね
…おやすみ永愛」
永愛「…おや、すみ」
僕は郁弥にぎゅうと
抱きつきながら眠りについた
最初のコメントを投稿しよう!