プロローグ

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――――――― ――――― ―― キーンコーンカーン 「またねぇ!」 「うん、バイバーイ」 この日の授業は終わり、琥珀は駐輪場で友達と別れて1人で家に帰っていた。 はぁ……家に帰るのめんどいなぁ。 あっ!!この歌好きなやつだ。 イヤホンをつけ、音楽を聴きながらゆっくりと帰宅する。 ちなみに今聴いてるのはハヤリの曲だったりする。 ちょうど国道沿いを通っていた時だった。 車がこっちに向かってきて…… 「危ない!」 そう誰かが声をかけたが、琥珀は聞こえるはずもなく、強い衝撃と共に意識を手放した。  
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