プロローグ

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プロローグ

正直、自分でもよくわからない。 なぜ自分がここにいるのか… 「ば、バトル…」 オレは小さく呟いた。 大きな体育館のようなもの、その名は試技争乱所(バトルアリーナ)。 オープン式の屋根が開いて、眩しく太陽がこの体を照らしている。 暖かい。 それに心地のいい風がなびいている。 だが──── (重い…空気がとてつもなく重い…) オレは、普通の学校に入るつもりだった。 でも…どうしてこうなったんだ!? 時は1週間前にさかのぼる────
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