友達作り

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自己紹介も無事に終わり、学校がおわった。僕は少し勉強がしたかったので教室に残ってた。 「有路・・・君だっけ?」 僕は後ろを向いた。そしたら後ろに渡部拓真がいた。 「そうだけど・・・」 「勉強してるの? よかったら教えてよ!」 僕は自己紹介の時、こいつは変な奴だと思ったが間違えだと思った。 「いいよ。何を教えたらいいの?」 「モンゴルの集団民族の儀式の踊りについて」 やはりこいつは変な奴だ。なぜモンゴルの踊りを僕に聞いてきた!! 普通ならパソコンなど使って調べればいいのに。やはり関わらない方がいいのか・・・ 「僕が知るわけないだろ。パソコンなど使って調べればいいんじゃない?」 「そうか、やっぱ天才だね有路君」 いや、天才じゃなくてもパソコン使って調べようと位わかるだろ。よくこの高校に入学できたな。 「今度、俺ん家のゴキブリ見に来てよ。めっちゃ可愛いから」 僕はもうこいつに突っ込む気力が無くなっていた。 そして拓真は手を僕の方を向いてふって、教室から出ていった。
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