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自由になったユリは
新・スカルに近寄る。
『ユリ、大丈夫か?』
「うん・・・」
『どうした?』
「実は・・・数年前の
“ゼロ・リバース”はあたしが
起こしたの!!」
新・スカルは驚く。
『えっ・・・!?』
「“ゼロ・リバース”を起こす直前に
幼いあたしは両親と
一緒にドライブ中に
居眠り運転のトラックが
君らの車に突っ込んで・・・」
新・スカルはユリは抱き締めた。
『あとは・・・なにも
言わなくっていい』
「幸助?」
『ユリ・・・オレにも
その罪を分けてくれないか?』
ユリは驚く。
「えっ・・・でも!?」
『忘れたのか?
お前はオレの相棒だぞ、
相棒の罪はオレの罪だから』
「幸助・・・ありがとう」
『さぁ~あいつを倒さそう』
「うん」
新・スカルは黒いトランクケースを持って
ユリと一緒にエターナルを
追いかけて行った。
エターナルは悔しながら
研究所の屋上に来た。
「くっそ・・・!!」
新・スカルたちがエターナルに追いつく。
「シンジ!!」
「“星の姫”・・・」
「あたし、決めたは!!」
「なにを・・・?」
「あたしは幸助と一緒に
自分の罪を背よいながら
時間をかけて償っていくって」
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