彼女の視線が痛い…

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その日の体育の授業内容は男子がサッカーで女子はソフトボールだった。 僕はサッカーの授業に素知らぬ顔で合流した。 すると同級生の悪友が次々と感想を聞きに駆け寄って来た。 彼女の大きな胸の感触とか…ブルマのお尻の手触りとか…煩く聞かれた。 小柄で、愛くるしい幼顔の彼女だったけど…体操着姿の彼女は大人の体型をしていた。 男子生徒の大半は体育の時間、そんな彼女のセクシーなブルマ姿の魅力に釘付けになっていた。 散々羨ましがられて彼女の感触を聞かれるので生返事をして御茶を濁していた。 もっとも…大興奮していた僕は…満足に彼女の感触を味わう余裕などなく乏しい記憶しかなかったのだが… 男子生徒の誰もが彼女の怪我を心配することなど一切なかった… 彼らには、彼女の肉塊の質感だけが興味の対象だった。 僕は不謹慎な男子連中との会話に閉口した。 しかし、振り返ってみれば…僕自身が同次元のレベルでしか彼女のことを思っていなかった。 お肉屋さんの肉を値踏みする、そんな会話の渦中で… 僕はベッドの上で泣いてた彼女のブルマ姿ばかりが気になるのだった。image=425167610.jpg
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