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「フィネジア様。
私にはそんな事は関係ないのですよ。
貴方を・・・・・・・愛しています。」
その言葉に驚愕の表情で顔を上げるフィネジア。
そして、そこに優しい笑顔を浮かべる神王を見て、真っ赤になった。
「な・・・・・神王様?」
神王は、笑顔のまま続ける。
「フィネジア様は、どう思っていらっしゃるのでしょうか?
私は、貴方を本気で愛しております。
出来れば、一緒にこの国を治めていただきたいと思います。
如何なものでしょうか?」
神王の言葉にフィネジアは、困惑した表情をする。
「でも、私は・・・・堕天使なのですよ?
汚れた天使何かに・・・」
フィネジアが、そう言った途端に神王が大きな声で言う。
「違う!そんな些細な事は、関係無いのです!貴方の本当の気持ちを聞かせて下さい!」
「些細な事!」
両手で口を覆い驚愕の表情をするフィネジア。
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