序章

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序章

 一件のホテルが火事になっていた。 「……間違いない、この中いる……」  向かいのビルの屋上に立っている男は瞳に猛り狂う炎を映し、そう呟いた。   男は熱風を肌で感じながらも自分と同じ存在  異質な存在を五感ではない何かで確かに感じ取っていた。 image=429424369.jpg
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