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「…まぁいいです。
駄犬に免じて今回は引きましょう」
「………それって、もしかしてもしかしなくてもオレっちのことっスよね!?」
(だめだっち!室長と関わったらツッコミ入られずにはいられないっス!!)
「ああ、そうそう……」
ずいっ!
「首と胴体の真っ二つにされなかったことをそこの駄犬にせいぜい感謝するんですね…?
マリモ頭の彼の声は―― 本当に虫酸が走る-
次は…
いえ・・・ 次なんてありませんね――… クスッ」
最後だけまるで独り言のように呟く岬に誰もが青ざめている。
「ふふっ…
人間(ヒト)なんて死ぬときは呆気ないんですよ」
――… くすくすくす、
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