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クリスマス…
私はなんとなく教会に入りお姉ちゃんに祈りを捧げていた
帰りに理緒さんの部屋により、帰りを待っていた
かなり遅い時間に彼は帰ってきた
『ポプラちゃん、大事な話しがあるんだ』
『なに?』
『結婚しないか?もちろんピアニストは続けたままで』
『私なんかでいいの?練習に没頭したら家事してあげられないよ?』
『それは承知の上だよ』
理緒さんはポケットから小さな箱を出した
そこにはかわいいリングが…私はそっとはめてみた
『素敵…ありがとう』
『で返事は?』
『はい、よろしくお願いします』
彼は私を強く抱きしめてキスをした
どこからかクリスマスキャロルが聞こえる
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