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そして、自衛隊も防衛出動に伴い日本海に向けて移動を開始し、戦時体制に突入した。
「歴史は繰り返す」と、よく言われる。
その通りにまた戦争が始まってしまった。
何故、始まってしまったのだろうか?
太平洋戦争で戦争の悲惨さを知り、誰もが恒久平和を望もうとした。
その手段として、日本は武器を捨てた。
しかし、ただ武器を棄てて引きこもるのでは駄目だった。
時には銃を手に取り互いに見張り合う事が必要だった。
しかし、戦後の日本人にはそれが出来なかった。
「殴らなきゃ殴られない」そう考えていたのだ。
しかし、喧嘩はどちらかが殴る事によって始まる。
つまり、最初に殴らなくても殴られる事があるのだ。
しかし、その事実から目を反らしていた。
「皆が平和を望む国家だ
悪いのは日本だ」
そう言って自分を騙して来たのだ。
武器を持っている人を襲って金を奪うのと武器を持たない人を襲って金を手に入れるのはどちらが楽か?
それは勿論武器を持たない方だろう。
「しかし、非暴力不服従があるでなないか」と言う人がいる。
確かに非暴力不服従は有効な手段である。
精神的にも無抵抗な人々を殺すのには良くない。
これにイギリスは屈したのだ。
だが、今の日本は「不服従」か?
「弱腰外交」と揶揄される様に「服従」しているのではないのか?
「不服従」の上に「非暴力」があるから成り立つ理論なのに「非暴力有服従」では只の言いなりである。
腰抜けが勇気が無いと出来ない事をしようと見栄を張ってしまったから第三次世界大戦が始まったのだ。
イギリスやフランスでもアメリカ同様軍事施設を真空爆弾によって破壊されEUはこれをEUに対する宣戦布告だと受け止めた。
これを機に中東でも反米国家が一斉に戦線布告。
戦火は世界中に広まった。
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