1211人が本棚に入れています
本棚に追加
/573ページ
『………わかった』
「本当か!?」
俺が答えるのと同時にぱぁっと笑顔になる平助。
『ただし』
「ただし?」
『まだ完全に信じたわけじゃないからな。怪しいと思ったらすぐに帰る』
「わかったわかった。ありがとな紅!!」
そう言って平助は手を広げて抱きついてきた。
『おい、こんなことしてる場合じゃないんだろ?早く行くぞ』
「おうっ!」
抱きつく平助をひっぺがして二人で屯所へと向かった。
.
最初のコメントを投稿しよう!