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自分達の周りにも
死人がやって来たため
持っていた矢を
近くの死人を倒すために
使ってしまう山伏。
魁人「フンッ！」
ドガッ！！
死人「うぅ！！」
近付いてくる死人から
順に倒していく魁人。
しかし、
魁人「か、数が多いよ！？」
山伏「くっ！みたいだ！」
ゴッ！！！
死人「グェッ！！」
山伏「さっきから釘打機の音
響かせてるから
ほとんどの死人がこっち
向いてるぜっ」
ブスッ！！
またしても死人に
矢を刺す山伏。
仕方無いことだ。
弓は構えるのに
時間がかかり、
力いっぱい引っ張らないと
距離も方向も安定しない。
それでも、
？「ま、また来た！！」
山伏「！！」
山伏は死人を
蹴り飛ばし、
その間に弓を構え、
力を入れて引っ張る！
しかし、
目の前に別の死人がっ！
死人「ァァアァァァアア」
まるで山伏の
邪魔をするように
立ち塞がる死人。
？「イヤァァーーーッ！！」
山伏(こ、今度こそ
死んだかも知れない！！！)
悲鳴を聞き、
「恐らくもうすぐ
そこまで死人が
やって来ているのだ。」と
悟った山伏。
それでも、
構えた弓を降ろさない。
魁人「オラァァァァ！！！」
ドゴッ！！ゴキッ！！
グシャッ！
魁人は思いきり
鉄の棒を振り回し、
山伏の前にいた
死人もろとも吹き飛ばした！
山伏「ナイスだぜっ！！」
バッ！！！
力を込めた矢を放った山伏！
そして‥‥‥？
ブスッ！！
死人「グェアァァァ！！！」
ドサッ！
なんとか上手く
当てたようだ。
？「だ、誰かが私を
助けてくれようとしている‥‥！」
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