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―――――――
蓮弥「ふう。急ぎの書類はだいたい片付いたな。」
机の上の書類たちを見て、呟きながら、コーヒーをすする。
蓮弥「(それにしても、零雨たち遅いな…。
森羅を向かわせたし、あいつらのことだから何もないと思うが。)」
思いながら扉を見つめ、再び書類の山に目を向ける。
すると、扉がノックされる。
蓮弥「(来たか)入れ」
森羅「失礼します」
蓮弥「お前にしては随分と遅かったな、零雨」
そういいながら視線を向けると、二人に支えられながら立つのがやっとの状態の零雨を見て驚きのあまり立ち上がる。
二人はその光景を横目で見ながら、零雨をソファーに座らせる。
蓮弥「なにがあったんだ…」
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