第二章

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顔を洗ったのか雪の前髪からしずくが落ちる あたしを見据える目に本来の優しさはなく 冷たい目で・・何の感情のない目で見ながら 「・・・別れないから」 あたしに聞こえてほしいのか そうでないのか分からないくらいの声でそう呟いた
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