17328人が本棚に入れています
本棚に追加
/3000ページ
「は、春馬、お前曹操にビビってた癖に、曹操睨み付けてたじゃねえかよ」
「あれは…何か眼反らしたら負けかなと思って…」
「アッハッハ!ヒッ、ヒイー!腹が痛え!」
「んなに笑うなよ…」
あまりに大笑いする甘寧に、春馬がムスリとした表情を浮かべて言うと、甘寧は春馬の肩に手を置いて言った。
「悪い悪い、けどよ、お前全く曹操にも引け取ってなかったぜ?」
「そう?」
「ああ!この甘寧様が保証するぜ!」
「うん!有難な甘寧」
甘寧が親指を立てて言うと、春馬は笑顔を浮かべた。
二人は宿舎に帰り、曹操との対面を終えた春馬は、その日深い深い眠りへと就いた…
最初のコメントを投稿しよう!