2024年4月

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4月18日  16日は、朝7時に出かけるつもりだった。アラームを6時40分にセットしたのだが、目が覚めたのは7時45分だった。竹坊が寝坊。なんていっている場合ではない。絶望的だ。自動車で行くつもりだったが、電車で行くことにした。ところが、ハンドル旋回器を持っていないことに、駅へ向かう途中で気づいた。結局、駐車場へ行かなければならなかった。  その日は、ちょうど1週間前に嵐で延期になった、教習所でのフリーレッスンの予約日だった。持ち物は、運転免許証とハンドル旋回器。そのどちらを忘れても、運転できない。というわけだ。駐車場まで来た以上は、自動車で行くしかない。  先週現地まで走ったので、道順に迷うことはない。しかし、遅れたからといって、スピードを出してはいけない。寝坊も遅刻も、自分のせいなのだから。それにしても、たしかにアラームをセットしたのに、なぜ鳴らなかったのか。いや、鳴ったはずだ。鳴ったことも止めたことも、まったく覚えていなかった。そうに違いない。普段は眠りが浅いくせに、こういう日に限ってぐっすりお休みとは。  フリーレッスンとはいえ、教習生と同じで時間は厳守だ。乗車時刻の30分前には到着しなければならない。ところが、45分前に着いた。意外と早かった。というか、私が考える時間の感覚がおかしいのだ(自分ではそうは思わないのだが)。まあ、間に合ったのでよしとしよう。  高校の卒業生でごった返す繁忙期は3月まで。もちろん4月も教習生はいるのだが、ペーパードライバーの教習が多い時期らしい。文字通り教習所を卒業してからまったくといっていいほど運転していない人が、有料で教習を受ける。一方フリーレッスンは、教習所を卒業後、運転している人は技能の確認の意味で、運転していない人は復習の意味で、1回1時限だけ無料で教習を受けられるという、当教習所(独自の?)のシステムだ。  教習車は久しぶりなので、少し敷地内を走って慣らしてから、公道へ出ることにした。1時限は50分だが、慣らし運転をすると、必然的に公道で走行できる時間は40分程度となる。  約4ヶ月前に路上教習で教わったことは、忘れていない。指導員は、雑談をしながら気を緩ませ、ところどころで何もいわずに技能を試すのだが、しっかり運転できていたと、終了後にほめてくれた。私としても、70点以上の運転はできたと振り返る。  レッスンが終わると、それでおしまい。先生方は忙しいのだ。ゆっくり話をする暇はない。名残惜しくも、教習所をあとにした。  ちなみに、指導員いわく、ベスト燃費は普通車だと更新しやすいが、軽自動車はもともと燃費がいいこともあり、難しいらしい。そちらも間接的にほめてくれたのだと解釈した。  余談だが、最近私が出したベスト燃費は23.3キロだ。これはなかなか出せない数値だと自負している。もちろん、これからも精進する。  そういえば、高速道路は乗りましたか、と指導員に聞かれた。高速道路はまだ乗っていないので、ETCカードは持っているが、まだ受信機に挿入したことはない。と答えた。  他にも、まだ使っていない機能は結構ある。 ・空調(エアコン含む) ・オーディオ機器(ナビ機能はスマホ連動) ・リアワイパー ・ルームランプ ・各所収納ボックス ・チェンジレバーの「L」レンジ(エンジンブレーキで使用) ・バックドア以外のドアの開閉 ・運転席以外のシート(「助手席はまだ誰のものでもない」とは、30年も前の私なら言えたセリフだ。納車日からビニールがかぶさったままになっている)
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