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‐Watershot‐
「《飛来する水飛沫》」
が、訓練開始の合図を待たずにシアラは魔法を詠唱し放つ、お前人の話ちゃんと聞いとけや
機関銃を無差別乱射したかのような水の弾丸が大量に押し寄せ逃げ場がない、別に必要もないけど
「ベギラマ」
唱えると同時に視界を占領する壁の如く立ち昇った炎、水弾を総て蒸発させ役目を終えた呪文は霧散して消え失せた
魔法対呪文だ、俺はFF派だがDQも嫌いじゃないぜ
「何だ今のはッお前は魔力が無いんじゃなかったのかッ!」
再びザワつく結界外の生徒達、お前らザワつき過ぎだろ
「ないよ、ないないスッカラカン」
「ふざけるなぁぁぁぁあ!!」
長剣ロングソードを何処からか取り出したシアラは駆け出し俺に接近、右腕を鞭のように振るい刀身を薙ぐ
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