世話の掛かる馬鹿共

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僕の頬を触ればいきなり引っ張ったりして何かを確認するように真剣な顔をする。 地味に痛いからさっさと離せと言いたいが引っ張られてる時に話せるわけないから気が済むまでやらせる。 刹那「…ほんまに雪兎なん?」 雪兎「はい、偽物でもなければそっくりさんでもありません」 刹那「!……そか、そかそか!会いたかったわ雪兎「黙って下さい」へきゃん!!」 僕の事を暫く見ると目から涙を流しながらダイビングするかというくらいの勢いで抱き付こうとしたから顔面を蹴ってあげた。 蹴られた弾みで机と椅子を倒して床に倒れこむ月島先輩。 刹那「あぃたた…な、何すんねん……わいの顔面がめちゃくちゃヒリヒリするんやけど」 雪兎「引っ張られて地味に痛かったので仕返ししただけです」 陽太「ちゃっかり仕返しはしとくんだね…(汗)」 基本僕はやられたらやり返すからな。 刹那「せやかて顔面は酷いやろ!先輩なんやでわい!?」 雪兎「残念ながら貴方に先輩の威厳は全くありませんね」 大夜「それには同意だな」 すると、ショックを受けたかのような顔をして落ち込む月島先輩。「わいは先輩なんやで?めちゃかっこええんやで…?」とか何とかぼやいているけど知ったこっちゃない。
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