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私の初めての暴走は
笑って
泣いて
騒いで…
すごく楽しくて、一瞬の事のように思えた。
それでも、パトカーに追われたり、
みんなの危ない運転にいちいち悲鳴をあげたりしていたから疲労感はたっぷり。
ヘトヘトになって、倉庫に帰ってきた頃には0時を回っていた。
もう、出来るだけ早く寝よう。
そう思っていたのに……
「おうっ!カズ坊のお帰りだ」
「…ナツ、おいで」
部屋の扉を開けると、銀髪男が2人、私達を待ちかまえていた。
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