1人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
君は嘘をつく
嘘は嫌いだよ…
なのに人は嘘をつくんだよ
嘘なんか無くなれ!
願ったところで無くならない…
君を見つめなければ
嘘だと気付かなかった
君を抱きしめなければ
嘘だと気付かなかった
もっと
君の声を聞きたいなんて
思わなければよかった…
そもそも
声が聞こえなければ
嘘なんか無いんだ…
そんなこと考えて虚しくなった…
今日も君を抱く
心の覚めた体
まるで死体のような体を
僕は抱く
…ダメだ
体が嘘をつく
いや…
心が嘘ついているのか?
もう わからないや
わかったことは
そんな僕が
一番嘘つきだってこと…
最初のコメントを投稿しよう!