11章 世界の入り方

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いやーにしても 「里沙もそうだけど、紫姉さんも飛び付くのはいい加減にやめてね? けっこう衝撃あるから」 里「え~?」 舞「いーじゃーん」 ブーたれる二人 そこに、 ???「いいじゃないか、それに長い間どっか行ってたアンタが悪い」 「それ言われちゃあ痛いね にしても改めて見ると不思議なもんだね」 ???「なにがだい?」 「アンタが二本足で歩いてなおかつ喋ることがだよ、美影さん」 美「不思議かい?」 「不思議だね 何たってアンタは 猫だからね」 そう、この口が達者な美影さん まごうとなき猫である
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