隣の席のきみ。

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‥zzz 私の隣の席の北山くんは、いつも寝てる。 少し小柄で童顔な彼は、女子に‥特に先輩たちからとても人気があって、私みたいな地味な子が近付けるような人じゃない。 そんな彼をこっそり見るのが最近の私の日課。 そう‥実は私は、北山くんのことが好き。 「北山-‥起きろ。せめて、教科書くらい開いてくれ。」 毎度のことなので、少し呆れぎみで注意する先生。 「教科書持ってないで-す。」 教科書も開かないで寝ていた彼…でも、すごく頭が良い。 _
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