序章~プロローグ~

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「おい、彩人! 早くしないと授業始まっちまうぜ?」 瀬世羅木 彩人(せせらぎさいと) それが、俺の名前。 『・・・ん、あぁ。 すぐ行くよ。』 次は移動教室だった。 俺は、暇な時、大概外を見ている。 時間を忘れる程に。 「早くしないと先生に怒られるぞ!?」 『怒られたら、仕方ないんじゃない・・・? ま、なんとかなるよ。』 「お前、相変わらずマイペースだな。」 見ての通り、のんびり屋だ。 「キーンコーンカーンコーン」 「あっ・・・。」 『鳴っちまったな。』 「さ~い~と~~~っ!!」 『後で焼きそばパンおごってやるから。 許せ✋』 「許す👍」 (こいつがアホで良かった。) ,
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