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私は異様な皮膚の悦びを感じ歓喜してしまった。
それは禁断の陶酔だった。
私は理性では小原さんを思いやっているはずなのに…
急激な快楽が擡げてきて理性は完全に混乱した。
私自身の胸の疼きは、癒やしを求め、私の両の手に信号を送り続ける。
全身に吸着したヒルの吸血と止まらない出血に衰弱しながらも戦い続けている小原さん!
そんな小原さんを労るどころか快楽の対象にするなど…
以ての外だ。
私の理性は、このおぞましき欲望から逃れるために…
歩幅を広げ、歩調を上げる…
それゆえに、背上の小原さんの肉体は…
更に激しく揺れの振幅を大きくして…
血塗れの乳房を背中に押し付けてくるのだ。
その魔性の感触は快楽に昇華し、波状に擦り付けられる小原さんの乳首にに喜悦を共鳴する私の乳首は急激に硬化する。
小原さんの肉体の魔性は、私の性衝動を揺さぶり続ける。
私の股間からは愛液がほとばしり……私の理性は完全に麻痺し停止した。
ついに私の性欲は禁断の捌け口を求めてしまった。
私は背負っている小原さんの豊満に横に広がったお尻を強烈に揉み扱きはじめたのだ。
お尻を上下左右に強く揉むことで、彼女の肉体は極端に揺れて、彼女の乳房の揺れ幅は最大級になった。
小原さんの乳首の触感の虜となった私には歯止めが効かない。
ついには小原さんの白く美しいマシュマロのようなお尻に両手で爪を立てて揉む暴挙を犯してしまった。
小原さんは余程、痛くて耐えられないのだろう……大きく乳房を揺らしながら……仰け反り、のたうち回っていた。
小原さんのたわわに膨らんだ両乳房の柔らかな感触が、私の背中にビタビタと押し付けられる度に至福を感じ股間が疼いた。
さっきまで、まるで聖域のようにヒルに犯されず美しいままだった小原さんのお尻は、私の爪により無惨に傷つき血の涙を流し始める…
暴走する私の欲望は背中だけの触感の快楽だけでは治まらなくなった。
理性の消え失せた私は、彼女の肉体を全身で弄ぶ悦楽に駆られた。
もはや、肉欲の虜となりはてた私は 地獄の餓鬼そのもの。
私は、彼女の朽ちかけた肉体を弄ぶことで彼女の生命の灯を消してしまう可能性を充分に認識していた……
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