§11

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大塚「それで、どこから行く?」 梅「大塚君の行きたいところで」 大塚「そう?じゃあお化け屋敷行こう!!」 お化け屋敷。あるんだ 大塚に手を引かれお化け屋敷に連れて行かれる 開始からそんなに時間が経っていないはずなのに長い列が出来ていた どうしても入りたいと大塚がいうので仕方なしに最後尾に並ぶが、その間大塚のマシンガントークを食らうこととなった それからというものお化け屋敷を隣の叫び声(奇声)にビクビクしながら出ると一年の出し物の射的だの巨大迷路だのと、それこそクラスでやりたくて候補に出たものをコンプリートしていった 外の三年が運営する屋台は大賑わいで、人と人の間を縫って食べ物を調達 休憩場所でコンプリートしていったものを振り返りながら食事をしている 大塚「お化け屋敷怖かったね~!」 梅「そうですね、特に隣の人が」 大塚「えぇ!梅君、僕との反対側に誰か居たの!?それすごく怖いね」 いや、あなたです。 大塚「そうそう、僕さ射的って初めてやったよ!全然当たらなかった」 梅「そうですね、全然狙ってませんでしたから」 大塚「え?狙うって何?的の方向撃てば当たるゲームでしょ?」 え、だから狙うんでしょ? 梅「まあ、そうですね」 そっとしておこう。 大塚「巨大迷路もさ全然ゴールにたどり着けなかったからもう焦ったよ」 梅「大塚君の直感には頼らないようにします」 大塚「他にもいっぱい回ったね!楽しすぎてもうくたくただよー」 梅「僕もくたくたです」 テーブルに突っ伏しながら"ごめんね~振り回しちゃって"と今にも寝そうな声で言う 梅「大塚君」 大塚「んー、なぁ~に~?」
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