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*??side*
「…やっ…めて、、アッ…いやっ…だッ、、」
嫌だ、嫌だ。気持ち悪い、、
暗くなった空、響くのは僕のなき声
だ、誰かっ
「やめていいのか?カラダはもっと求めてるみたいだぜ?クック…挿れるか」
僕の目の前にいる男たちは笑う。
やだやだやだ
必死に抵抗するが男に押さえ付けられ振りほどけない。
「ボソッ)醜いな~」
どこかからの呟きは、僕らには聞こえない。
誰か、、
「あーかわいそう。嫌がってるじゃんか。…今すぐ止めないと君たちが逝くことになるよ?」
冷たく響く誰かの声で、男たちの動きが止まる
声の聞こえた方を向いた男たちは目を見開き青ざめる
「だ、れ?」
声の主を確認出来ていない僕は、行為が止まったことと誰かが助けに来てくれたことに安堵し、声を漏らす…
「"黒うさぎ"か。丁度良い、お前は俺が相手になってやる。」
すると僕たちをただずっと側で見ていただけだった男が立ち上がる
黒うさぎ?……まさかっ、あの黒うさぎなの?
「おいっ、止めとけって!こいつとやり合ってもろくなことがないぞ。ケガが酷くて、学校に来れないなんてよく聞く話だ。その中でも酷いときは病院送りで、遊ぶうちにも入らないってまで言われてるんだ。敵うわけが」
「うるせぇー、だからどうした!!お前らはそっちで遊んどけよ。…俺は元Blueの総長だ、負けるわけあるか」
仲間が止めるよう発した言葉を遮り、男は聞く耳を持たない。
「酷いなー。ケガさせたとか、まるで俺が悪いみたいじゃん。…まぁ、別にいいや。総長だろうが何だろうがまとめて来なよ。どう足掻いても同じことだ」
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