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「球技大会なんてスポーツバカ以外やる気になんないじゃない?だから盛り上がりのためのちょっとしたひと工夫をさ☆」
「教師陣にバレたらちょっとじゃ済まない件wwwwwww」
「ま~、テストの過去問流出の黒幕が学年次席のオレなんて誰も思わないし、ダイジョーブダイジョーブ」
何が大丈夫だwwwwwwダイジョーブ博士かお前はwwwwwwww
科学ノ進歩ニ犠牲ハツキモノデースwwwwwwww
「・・・ねえ、そういえばたかぽんに聞きたいことがあるんだけど」
「あん?」
横をビッタリくっついて歩いてたプリン頭がふとつぶやく。
トーナメントが始まる前の騒がしい空間の中、クラスの連中が集まっている場所へ向かいつつ返事をすると、
プリン頭は一拍置いて言葉をつなげる。
「・・・かいちょーと何かあった?」
「は?」
何かって何が?(゚д゚)
プリン頭のざっくり過ぎる質問に、ありったけの疑問符を頭の周りに敷き詰めていると、
「うーん・・・やっぱたかぽん探しに行ったあの時・・・」
何やら一人で考え込み始めたプリン頭。
おいwwwwwww人に話振っといて放置かwwwwwww一体なんなんすかwwwwwwww
ジャイアン会長が、ある日宇宙から来た白くて赤い目のセールスマンから魔法少女()の契約でも結ばされたんすかwwwwwwww
僕と契約して魔法少女になってよってかwwwwwwwつーかそもそも少女じゃないっていうwwwwwwww
「わけがわからないよ」
話についていけずぼけーっとしてたら、体育館内に放送が流れだした。
『まもなく第一試合が始まります。出場する組は各持ち場についてください・・・繰り返します』
機械的な声と共にピンポンパンポーンという軽快なチャイムが鳴り響く。
するとさっきから一人で考え込み始めてたプリン頭が慌てたような声を上げた。
「うわっ、オレのクラス確か最初の試合当たってたんだった!じゃあまたね、たかぽん!」
「・・・お、おう・・・」
またなぞあるかwwwwwと思いつつ、離れていくプリン頭と声を交わす。すると、
ヤツはさっさと背を向けて走り去っていく・・・のかと思いきや、突然振り返り
「あんまりライバル増やさないでね~!!」
と、意味不明な言葉を残して去っていった。
意味わからんwwwwwwライバルってなんの話やwwwwwwwバスケの事か?
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