ルール

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1、参加者には特別製の首輪が付けられている。それぞれのPDAに書かれた条件を満たした状態で首輪のコネクタにPDAを読み込ませれば外すことができる。条件を満たさない状況でPDAを読み込ませると首輪が作動し15秒間警告を発した後、建物の警備システムと連携して着用者を殺す。一度作動した首輪を止める方法は存在しない。 2、参加者には1~9のルールが4つずつ教えられる。与えられる情報はルール1と2と、残りの3~9から2つずつ。およそ5、6人でルールを持ち寄れば全てのルールが判明する。 3、PDAは全部で13台存在する。13台にはそれぞれ異なる解除条件が書き込まれており、ゲーム開始時に参加者に1台ずつ配られている。この時のPDAに書かれているものがルール1で言う条件にあたる。他人のカードを奪っても良いが、そのカードに書かれた条件で首輪を外すことは不可能で、読み込ませると首輪が作動し着用者は死ぬ。あくまで初期に配布されたもので実行されなければならない。 4、最初に配られる通常の13台のPDAに加えて1台ジョーカーが存在している。これは通常のPDAとは別に、参加者のうち1名にランダムに配布される。ジョーカーはいわゆるワイルドカードで、トランプの機能を他の13種のカード全てとそっくりに偽装する機能を持っている。制限時間などは無く、何度でも別のカードに変える事が可能だが、一度使うと1時間絵柄を変える事が出来ない。さらにこのPDAでコネクトして判定をすり抜けることは出来ず、また、解除条件にPDAの収集や破壊があった場合にもこのPDAでは条件を満たす事が出来ない。 5、侵入禁止エリアが存在する。初期では屋外のみ。侵入禁止エリアへ侵入すると首輪が警告を発し、その警告を無視すると首輪が作動し警備システムに殺される。また、2日目になると侵入禁止エリアが1階から上のフロアに向かって広がり始め、最終的には館の全域が侵入禁止エリアとなる。 6、開始から3日間と1時間が過ぎた時点で生存している人間を全て勝利者とし20億円の賞金を山分けする。 7、指定された戦闘禁止エリアの中で誰かを攻撃した場合、首輪が作動する。 8、開始から6時間以内は全域を戦闘禁止とする。違反した場合、首輪が作動する。正当防衛は除外する。
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