とりあえず、友達

5/31
16979人が本棚に入れています
本棚に追加
/311ページ
その後、ショウと剣、亮は部屋に帰り 「私たちはどこに寝れば?」 問題発生 空いている部屋はレオが使っている以外に一つ その部屋にベッドも一つ 「天理と一緒に寝るのはごめんです」 「俺もだ、安心しろ」 この二人、少し歳上というだけなのに… 意外と逞しい マッチョというわけではなく、体つきがしっかりしている しかも、ちょっとレオより背が高い レオも魔力のおかげで体つきはいいが、まだ幼さはのこる 二人と比べれば明らかに骨格が細い 「なら……どちらかソファーだ、俺は刹那と寝るからお前らとは寝ない」 「人間は不便ですよね、きちんとした睡眠をとらなければいけないのですから」 セバスチャンはいつもレオが寝た後に自分の作った異空間へと帰る そこで、最近は人間社会について勉強しているらしい 「え?……レオと刹那って…」 「そういう関係なのか?」 レオの発言になにやらショックを受けたらしい二人 「そういう関係?ってどういう関係だ?」 『盛大な勘違い乙!』 レオが首を傾げ 刹那は放置を決めた 「え?いや、一緒に寝るんだろ?」 「あぁ、刹那が側にないと安心して寝れないからな」 「…………………ん?レオは刹那とお付き合いをしているわけではないのですか?」 「…………あぁ学園の風習に毒されていたか…、勘違いみたいだぞ遥」 レオのキョトンとした顔に勘違いしていたと理解した二人 まったくもって、恥ずかしい
/311ページ

最初のコメントを投稿しよう!