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「よくわからんが…どっちがソファー?」
レオは軽く顔が赤い二人を無視
『うんうん、お前は気にしなくていい話だからな』
刹那はレオを純粋に育てあげました
「……仕方ない、俺がソファーで寝よう」
「そうですか、ありがたくベッドで寝かせてもらいますね」
「…………天理は、優しいんだな」
「天理!!やっぱり私がソファーで寝ますよ!!」
「遥…お前分かりやすい」
「ふふふ…レオ様に不埒なまねをしたときは……」
よくわからないが…
レオが天理を誉めたとたんに遥が前言撤回した
それに呆れている天理と不気味な笑みを浮かべるセバスチャン
レオはキョトン
「どちらでも構わないから、さっさと決めておけ…風呂入ってくる」
「お着替えなどは私が」
レオは二人を放置して風呂に向かった
レオの姿が消えたとたんに、刹那が人型となる
「さて、二人に忠告だ…」
物騒な笑顔の刹那
「恋愛は自由…だが、息子と恋愛したけりゃ…まずは俺を倒してからにしてもらうからな!!」
「なっ!?それはもう諦めろと言われたも同然じゃないですか…」
「その前にレオは色恋に疎いだろ、鈍感相手は苦労するぞ………気合いいれないとな、俺も」
「息子は渡さん!レオは俺とアイツのだ!!」
三人はぎゃーぎゃーと騒いでいる
「こほん、えー、本作品は決してBLではございません」
セバスチャンはどこか、虚空に向かって、そんなことを言っていた
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