Chapter-9-Fragile-life-

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時は遡り、 場所は ━━━━━━沖縄県━━━━━━━     『在日米軍基地』 バババババッ!!! 止むことなき銃声。 いつまでこの煩い音を 聞かなければならないのか? そして‥‥‥ ?『ったく!! 急にここに攻めて来やがって 訓練の音が煩すぎたか!?』 ?『冗談言ってる場合かよ ランドッ!! こっちだってパニックに なってたってのに!!』 ランド『おいおい‥ 見ろよヴォルガー 戦車だ‥‥!! こちらY-46 すぐにRPGの部隊を 呼んだ方がいいぞ、 車両が来てる!!』 無線:『ザザザ‥ 了解Y-46、 すぐに装備を整わせて 向かわせる アウト』 基地はほとんど滑走路で 兵舎ぐらいしか 壁になるものがないため、 非常に戦い辛い状況にあった。 その上戦車まで 現れるとなると 兵舎ごと 吹き飛ばされてしまう。 そこで前線で 戦っていたランドは 無線でRPGの 援護を要請した。 RPGとは米軍の バズーカを持った兵士を 指す言葉で 直ぐ様 援護として 来てくれるようだ。 本基地にいるため 早めに来てくれるだろう。 無線:『こちら指令部 聞こえるか? 直ぐ様F15の 出撃要請を始める。 パイロット5人 準備を始めてくれ。 現時点では 5機が限界だ、アウト』 戦争が始まってから 少し経ち、 まだ疎ら程度にしか 見えていない 日本軍に対抗するため 早めに戦闘機の出撃準備を 要請した。 しかし、 無線:『くそっどうなってる!? 何で本部と繋がらんのだ!? おいっ日本の奴等 ジャミング電波を 飛ばしてないか!? 本国と通信出来ない!!』 と、妙な無線が 聞こえてきた。 どうやらアメリカ軍も 本国との通信が 出来ない状況にあったようだ。 しかしどう考えても 日本軍の仕業としか 思えないため アメリカ軍は 奇襲を仕掛けてきた日本軍に 全面戦争を挑む 覚悟を決め始めた‥‥!! ランド「何だ?今の無線‥。」 ヴォルガー「本国と 通信出来ないとか言ってたな。」 今だに通信が 繋がらない原因を 掴めずにいるが それはこの状況では どこの国でも同じだった。 世界中が この事を不安に 思っただろう。 今や機械は 進歩し続けており、 特に「コンピューター」は 一家に一台と言われるほど 一般の家庭に普及していた。 それだけ 人々は機械のある生活を 頼りにしていた。
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