12.~Epilogue~

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「何ヶ月!?」 「えと、…5週目に入ったとこ、みたい///」 ただおたおたと、産婦人科の先生に言われたままを口にしてるだけのあたし。 自分で言っててもまだよくわかんないんだもん… 「っていうかさ~;なんか想像つかないなあ俺。みなとちゃんってまだ学生みたいなのにさあ。」 「もーなんか、ダブルでおめでたいじゃん~!最高!!」 隣に立っていた景子ちゃんがあたしの耳元に口を寄せて、ひっそり囁く。 「あのイケメンなダンナさん、めちゃめちゃ喜んだでしょ~。」 「////。」 「ね、ね、なんて言われた?」 「な、なんて、って…///」 色々言われて困り果てたあたしは頬に火を灯したまま、下を向いた。 そのうち始業のミーティングが始まって、あたしは新主任とともに並び立って挨拶を交わし、それから自分の身に起こった素晴らしい出来事を改めて簡潔に報告した。 ほんとに、もう、 すっごく恥かしくて逃げ出したい気持ちだったけど… でもこれからきっと、沢山みんなに迷惑や心配かけるかもしれないし、きちんとよろしくを言っておきたかったから。 .
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