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「で、君は一体誰でここに何しに来た?」
正面にいる女の人がだるそうに聞いてきた。
「え~っと俺は神田亮です。ここに来た理由は今部活を探している最中に見たことない部活があったのでここに来ました」
そう告げると正面にいた女の人がピクッとなり、そのまま立ち上がり俺の所に来た。
「私は工藤渚だ。このお茶会部の部長をしている。そして部活に入ってくれてありがとう!」
渚は俺の手を取り握手した。
「…って何勝手に決めてるんですか!」
「入るんだろ?」
握手している手に力を込められた。正直痛い。本当に女かこいつ?
「痛い痛い!分かりましたよ!入りますから離してください!」
そう言ってやっと離してもらった。やべ、まだ手が痺れてる。
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