覚醒の竜

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あのあと、結局リラは小屋には来なかった。 ――――――――――――――― 次の日。 リラとユウが部屋にやってきた。 どうやら、リラはユウに協力を頼むようだ。 まあ、ファンタジックロワイヤルがあるから、普通の学生には頼みづらいだろう。 そうなると、参加資格を持った人、たしか、同い年、同性となるとフィオかユウぐらいしかいないはずだ。 リラはユウに俺に話したことを話した。 その間、俺は紅茶を淹れ、二人に出す。 俺に話したことを話し終え、一息おいて 【リラ】 「と、いうわけで、ユウ。 お願いがあるの。」 【ユウ】 「うん。 できることなら、なんでも手伝うね。」 ユウがそういうと、リラが俺の方を見て…… 【リラ】 「あのね、悠都さんが、ほしいの!!!」 無言だ。 そして、ぽかーん、という台詞が似合う場面だ。 真顔のユウ 顔を赤くしてもじもじし始めるリラ そして、どうすればいいのかわからない俺。
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