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社長『えー、実は中山くんに関することなんだが…、聞いているかね?おじいさんのことを』
愛結『…いいえ』
社長『実はな、中山くんおじいさんと二人暮らしだろう。』
愛結『もうすぐ、出ていきますけど…。ハイ』
社長『で、だな。おじいさんが出ていくと部屋が広くなって中山くんも寂しいだろうからっとおじいさんがわしに話してくれたのだよ』
社長『そこで、家を探しとる方はおらんかの。と言われての…。思い出したんじゃ』
拓美『まさか…』
社長『出雲くんが家を探していることをな。』
拓美『ちょっ、まってくださいよ!』
社長『まぁまぁ、おじいさんがいってくれとるんじゃ。家賃代も払わんでエェ。と言っとるよ。いいではないか。』
愛結『私、嫌です!そもそも私一人で家賃払えませんよ!』
拓美『は?お前払ってねーのかよ!』
愛結『多少は払ってるわよ!あとはおじいちゃんの年金…』
社長『家賃は今まで通りとか言っておったが…。それはおじいさんに聞くんじゃな。じゃあ、解散じゃ。』
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