30人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
おはようございます。
俺、三男の横尾 歩です。
今一人暮らし中なんですが・・・兄貴が一人俺の所にいるんで一人暮らしじゃなくなりました。
早く実家に帰れ!!
とりあえず、兄貴起こさないとなぁー。
「おい、翔兄起きろよ。」
「‥‥‥zzZ」
全く起きる気配がない。
毎回遅刻ギリギリまで寝てるからな。
だからこんな奴と暮らすの嫌だったんだ。
「翔兄、俺遅刻するからもう学校行くから。」
ムクッッ!!
「ん‥‥歩ちゃーん、おはよーん。」
「歩ちゃん言うな、キモい。」
「歩ちゃん!!キモイは酷いー。」
はぁー、本当にウザイしキモイ。
あっ、学校!!!
俺は兄貴の事なんて忘れて、直ぐ様着替え、鞄を持ち、家を出た。
「歩ちゃーん、俺の事無視しないでぇ~!!」
そう泣きながら叫んだ時にはもう俺は学校に向けて歩いていた。
.
最初のコメントを投稿しよう!